YASU HISADA | 企業ロゴデザイン

ProfinanSS - 2018

企業の財務戦略・M&A支援に特化したファーム、「 プロフィナンス株式会社」様の企業ロゴを作成致しました。今回は、掲社および掲社に関わる全ての方がシナリオの転換を迎え、拡大・成長していく様子を企業ロゴに反映致しました。

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ヒアリング - 創業者の想いを紐解く

ヒアリング - 創業者の想いを紐解く

”ProfinanSS”は「世界を変える」という1本の旗を立てています。また、創業者は世界を変えるという在り方の1つを「新しい動詞を作ること(=人々の新しい行動様式を作ること)」と定義し邁進される決意を示しています。

ヒアリング - デザイン要素の確認

ヒアリング - デザイン要素の確認

創業者の方から、ProfinanSSは別会社の想いを大きく引き継いでいるとの情報をいただきました。そのため、シンボルマークの有無、フォント、カラーを事前に決定します。また、上昇のイメージとして矢印を含めることもここで決定しました。

マインドマップの作成

マインドマップの作成

企業ロゴデザインにおけるマインドマップは、憲法の草案ようなものです。

文字に起こし関係性を明らかにすることで、浮かび上がったキーワードは企業ロゴ作成するにあたって大きな資源となります。”ProfinanSS”のキーワード列挙し、いつでもこの資料に立ち返ることが出来るようにしておきます。

フォント選定

フォント選定

92個の同類のフォントを抽出し、ベースとなる4~5個のフォントを選びます。視認性に欠けるものや、矢印との組み合わせが考えにくいもの等は除外していきます。

スケッチ

スケッチ

実際のデザイン作業に移行します。
バランス感を重視し30個ほどの候補を残します。ただし、後ほどマインドマップへ立ち返ることができるため、この時点ではあえて絞り込みすぎないようにします。

A~C案の提示

A~C案の提示

3案提示は事前の申し合わせではありません。同じコンセプトですが、解釈の違いで結果としてA~C案の3案となりました。
この後、B案が解釈に近かったため、これを基にさらに検討を進めていきます。

✖ - A案「縁の下の力持ち」

✖ - A案「縁の下の力持ち」

”Profinan”までは”pro =前・予測する”を意識し水平方向に進みます。
1文字目の”S=Strategy(戦略的)”へ自然に上昇する様子を描いています。

また、上昇を表現しながらも水平を保つことで「ProfinanSSは縁の下の力持ちである」ことを意味しています。

〇 - B案 「シナリオの変化」

〇 - B案 「シナリオの変化」

”Profinan”までは”pro = 前・予測する”を意識し水平方向にまっすぐと進みます。

1文字目の”S=Strategy(戦略的)”の部分でシナリオが変化し、急上昇する様子を描いています。最終文字“S”と矢印の重なりは、ProfinaSSに関わった人が指針を身につけた様子を表現しています。

✖ - C案「創業期から寄り添う」

✖ - C案「創業期から寄り添う」

企業戦略で重要な“f=founded(創業)”を1つのポイントに位置づけました。そのため、”f”部分を貫いたデザインに。

1文字目の”S=Strategy(戦略的)”の部分から徐々にグラデーションを使用し、変化が起きる様子を表現。“f”は全体のバランス感を踏まえた上で“forte(強さ)”を連想。

B案をベースに最終調整へ

B案をベースに最終調整へ

「シナリオが変化する」という点に共感を頂き、B案を元に最終調整を行うことなりました。新たに「会社のすべては初期は単一事業からスタートしたとしても、シナリオは分岐して成長・拡大していく」という意見を頂きました。

 (最終審査へむけた修正画像。B案「シナリオの変化」を踏襲しながら、「シナリオは分岐・成長・拡大」するという点を加える。マインドマップに何度も立ち返りながら洗練させていく。)

(最終審査へむけた修正画像。B案「シナリオの変化」を踏襲しながら、「シナリオは分岐・成長・拡大」するという点を加える。マインドマップに何度も立ち返りながら洗練させていく。)

〇 - B修正案(1) 「未来への成長」

〇 - B修正案(1) 「未来への成長」

青い線がオレンジの矢印に向かう様子は、「利用者のシナリオ転換」を示す。

青い線がオレンジへと変わる瞬間は、「1文字目のS(=Starategic)がお客様の成長に寄与する様子」を表現。

矢印について、弧の部分は事業計画をたしかな基盤として溌剌と上昇・拡張する様子を示し、矢尻部の上昇させたデザインは通常弧が描く下降線を廃し、再び未来へ進む様子を表現しています。

✖ - B修正案(2) 「羅針盤の指針」

✖ - B修正案(2) 「羅針盤の指針」

財務モデルが指針として重要視される点から羅針盤の要素を加えたデザインに。

矢印は上昇を意味しており、さらに「事業運営に係る羅針盤を獲得した」という意味合いが加わることにより、先端が示す未来の方向性が誤りではない確信を与えています。

✖ - B修正案(3) 「さらに激しいシナリオの変化」

✖ - B修正案(3) 「さらに激しいシナリオの変化」

前回B案からを継承しながら、矢印のベクトルと太さを向上させ視認性も大きく高めたデザインに。

Starategic Simulation手前から生じた一定方向へ自然に進む矢印は事業の成長を表現し、シナリオの転換を色の変化で表現しています。また、オレンジは躍動感と確かな成長を感じさせるものとなっています。

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